写真左・ゴールデン・テンプル

クマル君は「パタンに来てゴールデン・テンプルを見なくては意味がありません。」と言った。そのくらい、美しい建造物の多いパタンにあっても突出して豪奢だという事だろう。

ゴールデンというだけあり黄金の輝く境内。黄金といっても抑えた輝きで、けしてキンキラキンという形容ではない。時を経た黄金の輝きだ。

境内では陸亀がエサをもらって食べていた。ネズミもチョロチョロしている。「仏教ではいろいろな動物が大切です。」とクマル君が言った。彼も仏教徒だという。

ゴールデンテンプル、壁面の仏像

ゴールデンテンプルの仏像

写真左・パタンの街角

クマル君とは2時間程で別れたのだが、ガイド料として100ルピーを渡すと彼は、「日本のコインをもらえませんか。」と言った。コインを集めているのだそうだ。あいにく娘が持っていた10円玉 しかなかったが、ガイド料を渡した時よりも嬉しそうに10円玉を受け取っていた。「これは京都のお寺だよ。」と10円玉 の解説をする娘。興味深げに聞いているクマル君。もし持っていたらもっと色々あげたかったよ。クマル君。

パタンの街角

パタンの商店街、布屋の店先

パタンの商店街、アクセサリー屋に群がる若いお嬢さん方。娘もここでバングルを買ったのだが、ちょっと小さくて付けられない。

 

写真右・パタンの裏道

この夜、タメルストリートで夕食を取り、ホテルまでブラブラ歩いていると、後ろから「傘、傘」という日本語が聞こえた。振り向くとそこには初日の傘おじさん。3人で「あーっ! 傘おじさん」と叫ぶとニコニコして私達に手を振るおじさん。私の負けだよ、傘おじさんの笑顔。「ボッタくられた!」なんてプリプリしていた自分が馬鹿馬鹿しくなる。ボッてもボラれても、いいじゃないかー、買ってくれればいいお客さん。感動の再会だったよ。しかも最後の晩だと少しセンチになった矢先の。

 

 

この翌日、帰国のためバンコクに発った。今回のネパール旅行でも色々なネパール人に一期一会。傘おじさん。ホテルのお姉さん。ホテルのレストランのバトリー君。運転手のお兄さん。クマル君。クリシュナ君。ペンくれくれうるさかった小僧。キムチハウスのお兄さん。ネパリーズキッチンの少年。カトマンズGHのウエイター君。ぼったくりタクシーの運ちゃん。お土産屋のおじさん達、中でもバクタプルのシンギングボールのおじさん。等々、、書ききれない。なんでネパールに行くとそこに居た人々の事がこんなに思い出になるんだろう。他の土地ではあまりこんな事はないんだけどなー。

娘はネパールが未だかつて無く気に入ってしまった。あまり旅行が好きではない彼女が「楽しかったー またネパールいきたいよー」と叫んでいる。