2003年。私には4度目、子供達には初めてのネパール旅行に出発。8月18日に成田からタイへ移動し、次の日のタイ航空でカトマンズへ。3時間半のフライトは、飛び立って機内食を食べてから少しゆっくりしているともう到着、という感じ。

トリブヴアン国際空港が近づくと飛行機はわりと急に高度を下げている様な気がするのは、カトマンズが盆地だからなのだろうか。田園地帯の中にぽつりぽつりと家々が並んでいる。今ネパールは雨期。緑が鮮やかだった。

お昼過ぎに到着。タラップを降りて徒歩で空港の建物へ。小さくて閑散とした空港だけど、職員の人はみんないい感じだった。途中一泊したバンコクの空港職員がにこりともしないので娘は「なにが微笑みの国、タイ。じゃー」と怒っていたのでここの人の微笑みにほっとした様子だった。もちろん空港の外には、勝手に人の荷物を持っては「千円、千円」という小僧どもは大勢たむろしていたのだが、、、

写真左・タメル地区

ホテルはタメル地区の「チベットゲストハウス」をネットで予約しておいた。この時期は雨期で、一般 的には観光客が減るので通常料金の40%offなのがうれしい。空港の送迎も無料で付けてくれたし、従業員の人もみんな朗らかでとても感じが良かった。もともとネパール人のホスピタリティーには毎回感謝しているのだが、このホテルも例に漏れず、快適に滞在出来た。従業員のチベット服が可愛い。特に女の子のエプロンが。

ホテルについて一休みをしてからカトマンズの街中をブラブラ歩いていた。曇り空ではあったが雨は降っていなかった。歩き出してから1時間程で結構な降りになってきた。傘を持って来ていなかったので、レストランで雨宿りしていたのだが雨はなかなか上がらない。しょうがないのでまた濡れながら歩き出した。

すると一人のおじさんが日本語で「傘、傘」と私達に黒い韓国製の折り畳み傘を差し出して話しかけてきた。「How much?」と聞くと「600ルピー」と言う。「高いよ-」と言うと「ノー高い、ネパリープライス」と言った。「300ルピーだよ」と言ってもまけてくれないし、買うの止めようかと思ったが雨はザーザー降ってくる。

写真左・カトマンズ町中の牛さん

まいったなー傘おじさん。完全に吹っ掛けられているのは判ったが、背に腹は変えられない。買ってしまった、、、、なんか悔しい。いきなり足下見られてぼられたよー。でもこの傘、滞在中結構役に立った。日差しの強い時に日傘にもなったし。

滞在最終日、私達はこの傘おじさんとの感動(?)の再会も果たしたんだけどね。

カトマンズの旧王宮広場。20年前から比べるとずいぶん変わったと思った。道路が小綺麗に整備されたし、建物の土台部分もコンクリートで固められていた。ニューロードにはショッピングセンターの様な建物もあって、すこしづつだけど近代化している様子だった。

もう一つびっくりしたのは、と言うよりあきれたのは車の多さ、バイクの多さ、運転マナーの悪さ。狭い路地にもどんどん歩行者を押しのけるように入ってきてはクラクションを鳴らしまくる。質の悪いガソリンのせいか、排気ガスは臭いし水たまりの泥は平気で跳ね上げて行く。昔はリキシャーのベルが五月蠅いな、と感じる位 のものだったけど、、。