↑ 夕暮れのNEWDELHI駅

MandorExp    オールドデリー発ジョードプル行き夜行列車

マンドールエクスプレスはオールドデリー駅から出る。 出発時間は午後8時50分。 1時間前に駅に着いた時、辺りは薄闇に包まれはじめていた。 夜の駅はエントランスもホームも薄暗く、床には沢山の人が横になったり座っていたりするので思わず「おお、これがインドの駅」とつぶやいてしまった。 早めに着いたのでウエイティングルームで休憩しようと探すが、見つからない、、。キョロキョロしながら歩き回るが見つからないので、駅員を探すが、これも見つからない、、、。すると普通の人が教えてくれた。 「2階だよ。」と。

 

螺旋階段を登って2階へ行くと薄暗い廊下の右にその部屋を見つけた。 駅に食事の出来る所があるかどうか判らなかったので、マクドナルドで食事を済ませて来たが、駅前には24時間営業のカフェテラスがあった。 その明かりが煌々とかがやき駅の暗い廊下を照らしているかのようだった。

 

ウエイティングルームには外国人は私たちだけだった。 みんな思い思いにくつろいでいる。 気になったのは構内アナウンスの前に鳴る「ジャジャジャーーン」という音。 ジャジャジャーーン・ナーントカカントカー、ジャジャジャーーン、ジャジャジャーーン、、、切りなく聞こえる。 あの音は耳につくわー。

やがて近づく出発時間。ホームへと移動する。 出発ホームは大きな掲示板で確認してすぐに判ったのだが、問題は車両だ。 インドの列車は車両が長い、、。 しかしこれもすぐに見つかった。 車両の外側に大きくクラスがペイントされているので、「ACFirst」と書かれた車両を見て歩いていると戸口に張られたプリントに自分達の名前を見つけた。

やったーコンパートメントだー!

   

車内は禁煙なのでホームで吸いだめした。

コンパートメントは4人部屋。広めの2段ベットに枕、毛布とタオル、シーツなどがそれぞれ置かれている。エアコンは良く効いておりおまけに扇風機がぶんぶん回っており、寒いくらい。長袖は必携だ。 しかし扇風機は何段階かに調節可能だし止める事も出来る。 明かりもベットサイドにちいさなライトがついていたり、窓の上にもライトがあって室内の明るさも調節が出来る。

トイレも思ったよりずっと綺麗だった。

   

特になんの車内アナウンスも無いまま、時間通りに列車は静かに動き出す。 暗いホームを列車は滑る様に出で行く。 座り心地のいい革の寝台に深く腰掛けて窓からネオンもなく暗いデリーの街を見ていると、「今自分は旅をしている」と深かーく実感。

疲れも出て10時頃には寝台にシーツを敷き、すこし堅い毛布をかけて就寝だ。扇風機はうるさいので消した、、、、

   

朝、夜明け前に目を覚ました。 すぐに外を見ると薄明かりの中の風景は昨夜と一変していた。 地平線まで見渡せる痩せた土地に農作物の緑が続く。

   

トイレに行った娘がなかなか帰ってこないので、心配になって見に行くと 車掌さんにドアを開けてもらい風を受けて外を見ていた。 インドの列車は大らかでいいなぁー。 屋根に人が乗ってるくらいだから走行中にドアを開けて外を見ていても何の問題があるうか、、、

高速で走る列車の扉から身を乗り出して見る風景は迫力だ。 かなり長い間私たちはデッキでインドとは思えない涼しい風をいっぱいに受けて壮大な風景を堪能させてもらった。 列車は1時間近く遅れていたが、そうこうしている間にジョードプルの駅に到着した。

   

↑ 見た目は怖いけど優しい車掌さん

↑ 見渡す限り荒野

   

↑ ジョードプル駅

↑ ジョードプル駅

   
 

AjimerSdbti・Exp  

アジメール発ニューデリー行き特急列車

この列車はプシュカルから車で30分くらいの街、アジメールを出てニューデリーに深夜着く特急列車だ。途中ジャイプールにも停車するので観光客の利用も多い。私たちはプシュカルからの帰りに利用した。

アジメールで少し買い物でもしようと早めにプシュカルを出た。 アジメール駅のクロークサービスに大きなリュックを預けて町中へリキシャーで向かう。タルガー周辺をぶらぶらしたのだが、物乞いのしつこさに閉口した、、、 人の多さにもまいった。以前来たときはこんな人出は無かったので、この日は何かあったのだろうか、、、

← アジメール駅前の時計塔

   
   

アジメールの駅はそんなに大きな駅では無いしこの列車も入り口に一番近いホームに停まっていたので迷う事なく発見。座席も車両の張り紙を探しているとすぐに見つかった。マンドールエキスプレスの時は夜行だったため真っ暗なホームで名前を探さねばならなかったが、昼間の列車は楽で良い。

時間があったので駅のスナックコーナーでサモサを買った。

劇ウマだった。 スパイシーで熱々のサモサに店員さんがケチャップをかけてくれるのだが、このケチャップがまた辛めで美味。 しかしここでサモサを食べた事を私たちは後に後悔する、、、 この列車では夕食が出る事は知っていたが、まさかあんなにたっぷりと供されるとは知らなかったからだ、、、

   
列車がアジメール駅を発車してすぐにミネラルウォーター1本、ポットのお湯と紅茶のパックとティーカップが配られる。この紅茶は乾いた喉にはとても有り難かった。
   
その後、今度はマンゴージュースと揚げパンとスナック菓子、チョコレートなどが来る。私たちはこれが夕食だと思っていたし、この段階で私たちのお腹はかなりフル。

   

しかしそれから1時間程して暖かいトマトスープ、それから本物の夕食、カレー三種とサラダ、ご飯、ナンが熱々で配られた!

すごい量だ。どうしよう、、

断ろうかとも思ったが配ってくれるお兄さんの人の良い笑顔に「いらない」とは言えず食べるしかないはめに。カレーはベジとノンベジをチョイス出来る。やっとの事でご飯とカレーは完食した、、、、すると今度は素焼きの壷に入った冷たいヨーグルトそしてフルーツ。その後さらにアイスクリーム、、、

食い倒れ列車だぁーー、恐るべし。

   

さて、この列車のインド人乗客のマナーはすごい。 日本では考えられない事だが、ここはインド。耐えるしか無い。

ノートPCで音を出してDVDを見るおじさん。 ラジカセから音を出して音楽を聞いている奴。 歌を歌っている若い男。 携帯で大声で電話し続ける人。

当然マナーモードなんて無いのかな、、着信音は鳴りまくり。 あげくの果てはその着信音を音を出して聞きながら選んでいる奴。 「頼むから静かに旅情に浸らせてくれーーーぇ」 インド人の携帯中毒も相当なものだわ。 ショップでも店員が携帯をいじって客の方を見ないなんて事もしょっちゅうだもんね。