帰国の日。空港に向かうためタクシーを拾った。

ドライバーはとても日本贔屓のおじさんだった。 息子のしている時計に目を留め、「それは何所のメーカーだ。」と聞く、息子が「スウォッチだ。」と答えるとおじさんは切れた、、。 「おまえは日本人なのになぜスイスの時計なんぞしているー」「捨ててしまえ」と窓を開け息子の時計を捨てるマネ。

車内大爆笑である。 その後も自分の車はHONDAだとか、オーディオやテレビはSONYだ、とか日本製品を褒め讃える。 サービスなのかな、とも思ったが目がマジだ、、。

 

インドと日本は合弁で企業を成功させている、これからもよろしく頼むぜ!パートナー!、という気合いだ。私達はそれからインド映画の話をしたり、建設中の高速道路の話をしたり、楽しく盛り上がっていたらあっという間に空港に着いた。ほんの短い間のタクシードライバーさんなのに、彼は 「また、ぜひインドに来てくれよ。インドはこれからますます発展するからな。」と言い、私達は固い握手をしたのだった。

面白い国だな。インド。 これだからインドは止められない、、、。

   

さて、空港だ。いよいよ帰国だ。 ちょうど滞在中にアムステルダムからムンバイに向かったNW機がテロ疑惑で引き返すという事件もあった様だが、インディラガンジー空港のセキュリティは結構厳しかった。

ボディチェックはもちろん、何回も荷物のセキュリティーチェックされるし、マッチ、ライター、スプレーや液体が機内に持ち込めないのは判るけど、口紅やファンデーションも持ち込み出来ないんだから、、、 乾燥する機内対策でリップクリームや目薬くらい持ち込みたいよーー。

「しかし、空の安全の為にはしょうがないですなっ。」なんて言ってたら機内で私のバックの底にマッチを発見。 そうだーー。出すの忘れてた! と思ったが、なぜ見つからなかったのだろう。

あいつらちゃんと見てんのか?? 2回もバックを機械に通したくせに、、、、、 娘の友達のカレー粉缶もお香のパックも開けたくせに、、、 頼むからちゃんとしてくれ!!ーーと思った。

   

帰りの日本航空472便は比較的混んでいた。座席はほぼ埋まり、横になって寝る事は出来なかった。 暗い機内。

いよいよ離陸だと飛行機が滑走路へと進む。航空機の前方が写るメインスクリーンを見ていたら、暗い滑走路をトトトっと走り抜ける犬が写った、、、滑走路に犬、、、、 勘弁して、、、、ぇぇ、、、

しかし!面白い国だな。インド。

これだからインドは止められない、、、。