マトゥラーからデリーへもどる道すがら、水田だ。青々とした稲が目にも鮮やか。

今日はひたすら買い物と決め込んでいた。まずはカーン・マーケット

ここはデリーに住む外国人も買い物にくる所で、アーケードがずらっと並んでいるエリアだ。本屋、薬屋、電気屋、化粧品屋、食料品などなど、なんでも一通 りの物がそろう。私はスパイスやインド製の石鹸やシャンプーを買いたくて来たのだが、他にも面 白い物が買えた。お土産物屋は無かったと思う。

インドの伝統医学「アユルベーダ」の化粧品や石鹸、シャンプーなどの専門店がお勧めである。

 
  カーン・マーケット。周りが駐車場になっている。

デリー最大のデパート、アンサルプラザ

ここは冷房の効いた小綺麗なデパート。買い物している人も上流家庭のインド人の若者達だ。マクドナルドや高級なレストラン、ブランド物の衣料品や化粧品などが有る。インド製品のお店もあり、高級なサリーなども買えるだろう。

娘はここのCDショップでアブリル・ラビーンとかヘビメタ系のCDを買っていた。日本の安売りCD並の値段だったのだが、、。

 

 

インド各地の物産直売所「ディリ・ハット

入場料を払って入る露店村という感じ。インド各地のお土産が揃っているし、値段も良心的な様な気がする。もちろん値切りは必須。

見て歩くのはとても楽しいのだが、たださえ暑いインド、冷房の効いた場所が全然ないのは辛い。せめて冷房中の屋内のカフェテリアなどでも有ればなぁー、、と切実に思った。こんな暑さの中、真剣に買い物に熱中していたらぶっ倒れるから、水分の補給、休憩はまめにしたほうが良い。

車で待っていたシングさんに「あそこはディリ・ハットじゃないよ!」「???」「ディリ ホット、ディリ ヒートだよ!!」と英語でオヤジ系ギャグをかましたら笑ったくれた。

 
 

うるるん紀行風に「別れの夕〜」と言いたくなるようなシングさんとの最後のドライブ。デリー発23時頃の日本航空「成田行」に乗るためインディラ・ガンジー国際空港へ、、。

夕方ホテルに迎えに来たシングさんは私達がすこし寂しそうな顔をして車に乗り込むと「さぁて、ジャイプールに行きましょうか。」と言って微笑んだ。めったに笑わないシングさんがやはり少し寂しそうな笑顔で微笑んだ。

そうだよ。もう一度最初から旅をやり直したいよ。

シングさんの車に乗った最初の朝から、、、。

 

インド人は馴れ馴れしい人が多い。今、会ったばかりでも「友達友達」を連呼し 「年はいくつだ」「どこからきた」「仕事はなにをしている」とか質問ばかりしてくる人とか、「給料はいくらもらっている」とか日本人的には聞きにくい事もずけずけ聞いて来たり。 もちろん純粋に好奇心の固まりになって無邪気に話しているのだろうが、、、。

その点、シングさんは実に無愛想だった。もちろん挨拶はきちんとするし、必要な事は 話すのだがけして無駄口はたたかない。運転しながら時々ポツポツと「ここはシーク教の寺だ。」とか「あそこに見えるのは駅だ」とか説明してくれるのだが、初めの内は、「もしかしてこの仕事 気が進まない、、、」とも思った私だったが、だんだん打ち解けてくると自分はパンジャブの出身だとか、デリーには一人で暮らしているとか自分の事も話すようになってきた。 多分こういう人は信用できる、と旅行も半分を過ぎる頃にから思えるようになった。 彼の待つ車の中に貴重品とかも置いておく事も少しも不安では無くなった。 最初からにこにこ近づいてくる奴にはろくな奴がいないから、、、、。  

空港の手前で車を停めてシングさんと記念写真を撮った。 

  

 
 

空港の入り口でシングさんと別れた。私は彼の運転と心遣いに大満足だったので少しまとまった金額を包んで渡した。シングさんはとても丁寧にお礼を言った。空港建物の中に入って振り向くとシングさんも車を停めたまま私達の方を見ていた。3人でみっともない位 手を振った。

今回の旅行、むかつくインド人にも沢山沢山出会った。でも良い人達にも前者の何倍も出会った。子ども達をインドに連れてきたいと思い、20年振りに訪れたインド。今度は子ども達が「いいよね〜。インド」と言っている。

多分、また行くだろう。その時はまたシングさんに車を出してもらうだろう。その為のアドレスを聞いてある。

帰国後、彼に写真を送ったらお返事が来た。またインドに来るときはぜひ連絡してくれと書いてあった。「オフコ〜ス!」である。